COLUMN コラム

  • Home
  • コラム
  • シュレッダーゴミの正しい捨て方を解説!廃棄物としての扱い・溶解処分との比較

シュレッダーゴミの正しい捨て方を解説!廃棄物としての扱い・溶解処分との比較

会社で大量に出るシュレッダーゴミの処理方法にお悩みではありませんか。

事業所から排出されるゴミは家庭ゴミとして処理できないため、適切な分類と処分方法を理解することが重要です。

シュレッダーゴミは事業系一般廃棄物として扱われるのが一般的ですが、業種によっては産業廃棄物になるケースもあります。誤った処理は法的リスクにつながります。

本記事では、シュレッダーゴミの正しい分類方法から、効率的な処理方法まで解説します。

シュレッダーゴミの捨て方丨何ゴミに分類される?

事業所で発生したシュレッダーゴミは、多くの場合「事業系一般廃棄物」として扱われます。ただし、排出する業種によっては「産業廃棄物」に分類されるため、自社の状況を正確に把握することが重要です。

紙くずは、廃棄物処理法で定められた産業廃棄物20種目のひとつです。ただし、すべての紙くずが産業廃棄物になるわけではありません。一般的なオフィスから出る書類のシュレッダーゴミは、事業系一般廃棄物として処理できます。

事業系一般廃棄物として処理する場合は、自治体の許可を受けた業者へ委託する必要があります。家庭ゴミの回収場所には出せません。

イーブライトでは、一般廃棄物と産業廃棄物の両方に対応しています。どちらに該当するか判断に迷う場合でも、廃棄物処理法を遵守した適切な処理方法をご提案できます。

シュレッダーゴミが産業廃棄物扱いになるケース

紙くずが産業廃棄物として扱われるのは、廃棄物処理法施行令で定められた特定の7業種から排出される場合です。該当する業種は以下のとおりです。

  • 建設業(工作物の新築、改築または除去にともなって生じたものに限る)
  • パルプ製造業
  • 製紙業
  • 紙加工品製造業
  • 新聞業(新聞巻取紙を使用して印刷発行を行うものに限る)
  • 出版業(印刷出版を行うものに限る)
  • 製本業・印刷物加工業

たとえば、建設現場で発生した壁紙の切れ端や、製本工場で出る裁断くずなどは、産業廃棄物として処理する必要があります。

また、業種を問わず注意したいのが、PCB(ポリ塩化ビフェニル)が含まれる古い書類です。PCBが染み込んだ紙くずは「特別管理産業廃棄物」として扱われます。

産業廃棄物として処理する場合は、産業廃棄物収集運搬業の許可を持つ業者に委託し、マニフェスト(管理票)を交付する必要があります。

出典:環境省「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)」(https://www.env.go.jp/recycle/waste/laws.html

出典:e-Gov法令検索「廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令 第2条第4項」(https://laws.e-gov.go.jp/law/346CO0000000300

【補足】シュレッダーゴミとシュレッダーダストの違い

「シュレッダーゴミ」と「シュレッダーダスト」は名前が似ていますが、まったく異なるものです。この違いを理解していないと、業者への依頼やマニフェストの記載でミスが発生するおそれがあります。

シュレッダーゴミとは、紙をシュレッダーで裁断した際に出る紙くずのことです。一方、シュレッダーダストとは、廃車や家電などを工業用シュレッダーで粉砕した後に残る、プラスチック、ガラス、ゴムなどの破片を指す専門用語です。

シュレッダーダストは、自動車リサイクル法などが関わる産業廃棄物です。処理方法も紙くずとはまったく異なります。

専門業者に処理を依頼する際は、正しい用語で依頼内容を伝えましょう。

一般廃棄物の処理にお悩みの方はイーブライトにご相談ください。飲食店や美容室、歯科医院、オフィス、企業など、さまざまな業種において一般廃棄物処理サービスを提供しています。サービス対応地域や車両、定期回収できる品目などもぜひあわせてご覧ください。

産業廃棄物の処理にお悩みの方はイーブライトにご相談ください。廃棄物処理法を遵守し、企業から排出された廃棄物を収集・分別・リサイクルしております。サービス対応地域や車両、定期回収できる品目などもぜひあわせてご覧ください。

シュレッダーゴミはリサイクルがしにくい

シュレッダー処理は機密保持の観点では有効ですが、環境面では課題があります。シュレッダーにかけた紙は古紙リサイクルに回しにくく、多くの場合、焼却処分されます。

事業系ゴミの場合、製紙メーカーが不純物の混入や紙の繊維の切断を理由に、受け入れを拒否するケースが多くあります。環境配慮と機密保持を両立させるには、溶解処理など、別の方法を検討することも選択肢となります。

不純物が混ざりやすいから

シュレッダーゴミがリサイクルしにくい理由のひとつは、不純物が混ざりやすいことです。紙をシュレッダーにかける際、ホチキスの芯やクリップ、ビニール袋などが一緒に裁断されてしまうケースがあります。

これらの不純物は、製紙工場での再生処理に大きな負担をかけます。金属片やプラスチック片が混入した古紙は、製紙機械の故障や製品の品質低下につながるため、製紙メーカーから受け入れを敬遠されることがあります。

シュレッダー処理では、裁断後に不純物を取り除くことが非常に困難です。そのため、古紙リサイクルのルートに乗せにくく、焼却処分される割合が高くなっています。

紙の繊維が壊れるから

シュレッダーゴミがリサイクルに適さないもうひとつの理由は、裁断によって紙の繊維が短くなることです。

紙は、木材パルプなどの繊維を絡み合わせて作られています。古紙を再生紙にする際も、この繊維を再び絡ませることで紙の強度を保っています。

しかし、シュレッダーで裁断された紙は繊維が短くなりすぎるため、十分な強度を得られません。このため、製紙メーカーはシュレッダーゴミを原料として使うことを避ける傾向にあります。

機密性を保ちながらリサイクルにつなげたい場合は、書類を裁断せずに溶解処理へ回す方法もあります。溶解処理であれば、紙の繊維を比較的残しやすく、より質の高いリサイクルにつながります。

シュレッダー処理か溶解処理か丨それぞれのメリット・デメリット

機密文書を処分する方法には、シュレッダー処理と溶解処理があります。選ぶ際に重視したいポイントは、セキュリティ、コスト、手間の3つです。

シュレッダー処理は自社で完結できますが、社員が機械の前で作業する時間が発生するため、人件費や復元リスクも考慮しなければなりません。

一方、溶解処理は専門業者への委託が必要です。ただし、自社でシュレッダー作業を行う場合の人件費や機器代、廃棄コストまで含めて比較すると、溶解処理のほうがトータルコストを抑えられるケースもあります。

シュレッダー処理のメリット・デメリット

シュレッダー処理の最大のメリットは、自社内で処理が完結することです。

機密文書を社外に持ち出す必要がなく、運搬中の情報漏洩リスクを気にする必要もありません。少量であれば、必要なときにすぐ処理できる手軽さもあります。

導入コストも比較的低く、小型であれば数万円程度で購入できます。処理費用も電気代程度で済むため、ランニングコストを抑えられます。

一方で、デメリットも少なくありません。大量の書類を処理する場合、社員が機械の前で作業に拘束される時間が長くなり、人件費が膨らみます。シュレッダーの騒音や紙粉の飛散によって、作業中の快適さが損なわれる場合もあります。

また、処理前後の細かな作業にも注意が必要です。クリップやホチキスを外す手間がかかるうえ、細かく裁断された紙でも復元される可能性はゼロではありません。

処理後のゴミも大量に発生するため、その処分にもコストと手間がかかります。

溶解処理のメリット・デメリット

溶解処理の最大のメリットは、高いセキュリティ性です。専用の溶解設備で紙を水と混ぜて完全に溶かすため、復元はほぼ不可能です。箱ごと未開封のまま処理できるため、開封時の情報漏洩リスクもありません。

また、クリップやホチキスを外す必要がなく、そのまま処理できるため、作業の手間を大幅に削減できます。社員の作業時間を本来の業務に充てられることで、人件費を含めたトータルコストでは、シュレッダー処理より安くなるケースも多くあります。

環境面でも優れており、溶解処理された紙は100%古紙としてリサイクルされます。企業の環境活動やSDGsへの取り組みとしても効果的です。

一方で、専門業者への委託が必要なため、運搬中の情報漏洩リスクがゼロではない点はデメリットです。ただし、このリスクは信頼できる許可業者を選ぶことで、最小限に抑えられます。

イーブライトのように廃棄物処理法を遵守し、収集、分別、リサイクルを一貫して行う業者に依頼すれば、安心して溶解処理を任せられます。

横浜市や東京エリアで実績があり、計量契約や定額サービスなど、企業の経費管理にも配慮したサービスを提供しています。

【補足】業務用シュレッダー自体の捨て方

業務用シュレッダー機器そのものを処分する際は、産業廃棄物として扱う必要があります。家庭ゴミや粗大ゴミとして、自治体の回収に出すことはできません。

事業活動で使用した機器は、事業者の責任で適切に処理することが廃棄物処理法で定められています。産業廃棄物収集運搬業の許可を持つ業者に、回収を依頼しましょう。

故障によるシュレッダーの買い替えを検討している場合は、今後の書類処理方法を見直すよい機会です。

イーブライトでは、業務用シュレッダーの処分から、その後の書類処理サービスまで一貫してご相談いただけます。

まとめ

シュレッダーゴミは一般的に事業系一般廃棄物として扱われますが、特定の7業種から排出される場合は産業廃棄物になります。自社の業種を確認し、適切な分類で処理しましょう。

機密文書の処理方法には、シュレッダー処理と溶解処理があります。人件費や環境負荷を考えると、溶解処理のほうが総合的に優れているケースも多くあります。

溶解処理は、高いセキュリティ性と100%リサイクル可能という環境性能を兼ね備えています。社員の作業負担を軽減できる点もメリットです。

イーブライトでは、廃棄物処理法を遵守した収集、分別、リサイクルを一貫して行っています。横浜市や東京エリアで豊富な実績があり、計量契約や定額サービスなど、経費計算にも配慮したサービスを提供しています。

また、機密情報の流出を徹底して防ぐ厳格な管理体制を整えており、回収から再資源化までをスピーディーに完結させます。

シュレッダーゴミの処理方法でお悩みの方は、ぜひイーブライトにご相談ください。

イーブライトでは、サービスに関するお見積りを承っております。お問い合わせフォームよりぜひお気軽にご相談ください。

電話で相談する 電話で相談する お問い合わせ