世田谷区の事業ごみ

本ページでは、事業活動に伴って排出される産業廃棄物・一般廃棄物の分類や保管方法、委託契約のルール、マニフェスト制度の運用方法に加え、延床面積の大きな事業用建築物に対する区の指導内容についてもわかりやすく解説しています。

世田谷区の環境保全への取り組み

・世田谷区では、「温室効果ガス削減」を目標に掲げています。
・「多様なみどりが笑顔をつなぐ街・世田谷」をテーマに、緑を残す・増やすことに力を入れています。
・クリーンアップやゴミ屋敷対策、排気ガス対策として水素燃料自動車の導入も行っています。

参照
「世田谷みどり33」について
環境

保管の方法

適切な保管の基準

1.保管場所の位置と分別
・飛散・流出・汚染対策がなされた場所で保管する必要があります。
・産業廃棄物は正しい方法で処理できるように、分別する必要があります。

2.容量と収容性
産業廃棄物の量や保管期間を考慮して、適切に管理できるだけのスペースを確保することが大切です。

3.許可業者への委託
産業廃棄物の処理責任は排出した業者にありますが、許可を受けた業者に頼むと処理してもらえます。

参照
混合廃棄物とは?定義や身近な例、分類、処理を依頼する際のポイントなどを解説
事業系の資源・ごみの処理

保管場所の表示義務

保管する際は、産業廃棄物を置いていることがすぐに分かるように看板をつけなければいけません。

・産業廃棄物を保管している旨
・産業廃棄物の種類
・積んだ高さや量
・管理者の情報(名前や連絡先)

(看板の大きさは縦横60㎝以上で見えやすいもの)

参照
産業廃棄物の事業場外保管の届出について
産業廃棄物適正処理ハンドブック

保管期間・量の制限

・ゴミを排出した事業者が産業廃棄物を運ぶ前の保管期間であれば、特に決まりはありません。
・期限はありませんが、漏洩や飛散、環境被害が出ないように配慮する必要があります。

参照
排出事業者が産業廃棄物を保管する場合の保管量や保管期間についての定めはありますか?
産業廃棄物の6つの保管基準とは?~屋内・屋外の保管施設の注意点や保管方法について解説!~

漏洩・飛散防止策の義務

産業廃棄物は、周囲へ影響を及ぼさないように配慮しながら保管しなければいけません。

・飛んだり倒れたりしないように、紐やコンクリートで強度が十分な囲みを作る
(産業廃棄物による負荷がかかる場合は、囲いの強度が大事)
・汚れた水が流れないような対策を施す(排水口や側溝の設置)
・浸みる心配がある場合は、浸透性の低い素材の床を採用する

参照
保管場所に設置する囲いは、ロープを張ったようなものでもよいのでしょうか。
産業廃棄物の6つの保管基準とは?~屋内・屋外の保管施設の注意点や保管方法について解説!~

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